⽇本企業は急速なデジタル化とグローバル競争の中で、成⻑と⾰新を求められています。特にデジタルトランスフォーメーション(DX)や新規事業開発は、持続可能な経営のための重要な課題です。しかし、多くの企業がこれらの推進に苦戦しています。その主な理由として、経営層の理解不⾜、レガシーシステムとの統合の難しさ、デジタル⼈材の確保と育成の困難さが挙げられます。
VALUE DESIGN SUMMIT 2024は、⽇本の⼤企業の経営層や事業部⻑クラスが⼀堂に会し、DXや新規事業開発のノウハウと事例を共有する場です。戦略から事業開発、組織開発まで幅広いテーマをカバーし、登壇者には⽇本のトップ企業の経営者や事業部⻑が名を連ねます。参加者は事業部⻑クラスから現場担当者まで多岐にわたり、実践的な知⾒を共有することで、新たなビジネスチャンスを創出する絶好の機会です。最新の成功事例を学び、⾃社の成⻑戦略に活かすために、ぜひご参加ください。
今回のメインテーマは「⽣成AIと企業価値創造」です。
⽣成AIは、単なる技術⾰新に留まらず、ビジネスモデルの根本的な変⾰を促進する⼒を持っています。ある調査機関の調査によれば、⽇本企業の73%が既に⽣成AIを何らかの形で活⽤しており、その認知度と推進度合いは急速に向上しています。⽣成AIは、業務効率化だけでなく、新たな価値創造や競争⼒の強化に寄与することが期待されています。
今回のVALUE DESIGN SUMMIT 2024では、⽣成AIがもたらす未来のビジョンを共有し、⾃社の成⻑戦略に取り⼊れるための具体的なインスピレーションを得ることができます。
ビジネスの常識が塗り替わる瞬間を、あなたの⽬で確かめてみませんか?
VALUE DESIGN SUMMIT 2024で、企業の未来を共に描きましょう。
株式会社博報堂DYホールディングス
執行役員 Chief AI Officer 兼 Human-Centered AI Institute代表
株式会社NEWh
代表取締役社長
AIは長足の進歩を遂げ、社会の隅々で使われるようになりました。加えて近年の生成AIは、人が行っていた知的生産活動や創作活動を変えると期待され、急速に普及が進んでいます。本セッションでは、日本企業におけるAI活用の動向を紹介し、“DX 第二章”ともいえる AI による変革(トランスフォーメーション)についてディスカッションします。特に、今後ますます重要になる人材の考え方、「人間中心のAI」というコンセプトについても扱います。
株式会社博報堂DYホールディングス / 執行役員 Chief AI Officer 兼 Human-Centered AI Institute代表
外資系コンサルティング会社、インターネット企業を経て、グローバルプロフェッショナルファームにてAIおよび先端技術を活用したDX、企業支援、産業支援に従事。東北大学 特任教授、東京大学 協創プラットフォーム開発 顧問、日本ディープラーニング協会 顧問。
株式会社NEWh / 代表取締役社長
デジタルマーケティング業界で、クリエイティブディレクター、クリエイティブテクノロジストとして企業のブランド戦略やデジタルコミュニケーション戦略に携わる。その後、2015年にイノベーションデザインコンサルティングファームWHITE Inc.を創業。100を超える大企業の新規事業開発プロジェクトを手がける。2021年1月NEWh Inc.を創業。
株式会社東芝
上席常務執行役員 最高デジタル責任者
株式会社NEWh
執行役員 兼 Business Designer
生成AIの市場規模は2030年には世界で約20兆円規模に成長すると言われており、あらゆる業種・業界で、生成AIの積極活用が進んでいます。本セッションでは、エネルギー/社会インフラ/半導体/デジタルソリューションなど、多様な事業を展開する東芝グループにおける生成AI活用の取り組みと、全社でスピード感をもって生成AIの活用推進を可能にしてきた仕組みについてご紹介します。
株式会社東芝 / 上席常務執行役員 最高デジタル責任者
1985年(株)東芝入社。ICTソリューション分野における営業責任者、事業部長、東芝デジタルソリューションズ(株)取締役社長を経て、2022年3月より現職。(一社)量子技術による新産業創出協議会実行委員長、(一社)ifLinkオープンコミュニティ代表理事、戦略的イノベーション創出プログラム第3期先進的量子技術基盤の社会課題への応用促進SPDを務める。
株式会社NEWh / 執行役員 兼 Business Designer
日系総合コンサルティングファーム、大手IT企業、デジタルエージェンシーを経て、2016年にイノベーションデザインコンサルティングファームに参画。その後、2021年のNEWh創業からビジネスデザイナーとして新規事業開発領域全般での支援を担うとともに、事業構想フレーム「バリューデザイン・シンタックス®」を開発・リリース。2024年1月、同社・執行役員に就任。
株式会社NEWh
取締役 兼 Design Strategist
従来の事業開発手法は、もはや通用しない時代に。本講演では、先進企業がどのようにAIを活用して新規事業を生み出しているのか、最新事例を徹底解説。また、今後のAI活用トレンドや、押さえておくべき重要ポイントまで、第一線で活躍するデザイナーが解説します。
株式会社NEWh / 取締役 兼 Design Strategist
国内大手ビールメーカー、デジタルマーケティング会社を経て、イノベーションデザインコンサルティングファームに参画。日本企業における新規事業開発・イノベーション創出のために最適化した独自プロセスを考案し、大企業に特化した新規事業支援事業を立ち上げた。2021年1月より現職。誰でも新規事業開発ができる環境を構築すべくAIを積極的にプロセスに取り入れている。
株式会社レゾナック・ホールディングス
執行役員 最高技術責任者(CTO)
株式会社NEWh
取締役 兼 Design Strategist
R&D部門の計算情報科学研究センターが開発した生成AIにより対話形式で活用できる社内システム「Chat Resonac」。旧昭和電工と旧日立化成の統合に伴う新しい設計設備ガイドライン作成や、長い歴史を持つ両社の実験データや手書き文章等の社内資料の活用が「Chat Resonac」により実現。これは「共創型研究開発」による成果で、その広がりは続いています。本セッションでは、生成AIの活用事例を紹介し、なぜ共創型研究開発により価値が創造されるのか探ります。
株式会社レゾナック・ホールディングス / 執行役員 最高技術責任者(CTO)
1991年昭和電工(現レゾナック・ホールディングス)に入社し、ハードディスク工場に配属。昭和電工エレクトロニクス(SEL) 研究開発センター リーダー、ハードディスク事業部 営業部長、デバイスソリューション事業部 営業部長 兼 生産技術統括副部長、デバイスソリューション事業部 技術開発統括部長 兼 SEL研究開発センター長を歴任し、2023年1月より現職。
株式会社NEWh / 取締役 兼 Design Strategist
国内大手ビールメーカー、デジタルマーケティング会社を経て、イノベーションデザインコンサルティングファームに参画。日本企業における新規事業開発・イノベーション創出のために最適化した独自プロセスを考案し、大企業に特化した新規事業支援事業を立ち上げた。2021年1月より現職。誰でも新規事業開発ができる環境を構築すべくAIを積極的にプロセスに取り入れている。
株式会社ブレインパッド
執行役員CMO
株式会社ブレインパッド
アナリティクスコンサルティングユニット マネージャー 生成AIタスクフォース責任者
株式会社NEWh
代表取締役社長
企業での導入が進みはじめたAIエージェントは、単なる業務効率化ツールを超え、ビジネスプロセスそのものを変革する原動力となりつつあります。本対談では、AIと人間の協働がもたらす可能性と課題について、実務と技術の両面から深く掘り下げていきます。
株式会社ブレインパッド / 執行役員CMO
DMP「Rtoaster」の事業統括を経て、ブレインパッドの全ケイパビリティ(データ分析領域|データ基盤構築領域|デジタルマーケティング系プロダクト領域)のマーケティング統括を担う。2023年7月より現職。
株式会社ブレインパッド / アナリティクスコンサルティングユニット マネージャー 生成AIタスクフォース責任者
データサイエンティストとして入社後、様々な企業とのプロジェクトにて機械学習を用いた需要予測や判別問題に関するプロジェクトを牽引。現在は生成AIタスクフォースの責任者として、データサイエンス×生成AIの新価値創造化を推進。
株式会社NEWh / 代表取締役社長
デジタルマーケティング業界で、クリエイティブディレクター、クリエイティブテクノロジストとして企業のブランド戦略やデジタルコミュニケーション戦略に携わる。その後、2015年にイノベーションデザインコンサルティングファームWHITE Inc.を創業。100を超える大企業の新規事業開発プロジェクトを手がける。2021年1月NEWh Inc.を創業。
株式会社三井住友銀行
リテールIT戦略部長
株式会社コンセント
代表取締役社長
企業の価値創造におけるデザイン組織の役割は、顧客接点における良い体験の提供だけでなく、サービスそのものの開発まで広がっています。SMBCデザインチームは2016年に発足し、自社プロダクトの開発を中心に活動してきましたが、現在ではSMBCグループが提供するサービスの統合をOliveを介して実現し、グループ価値を最大化する役割も担っています。そんなデザイン組織がどのようにつくられていったのか、そのプロセスと今後のビジョンについて語ります。
株式会社三井住友銀行 / リテールIT戦略部長
1995年三井住友銀行入行。支店で法人、個人営業を経験。2001年から主にリテールビジネスの企画・管理業務に従事。ITやデータを活用した業務フロー変革や、外部事業者との提携事業、グループ事業戦略策定および再編を担当。直近ではキャッシュレス推進、DX推進プロジェクトにも従事。2021年より、現職。
株式会社コンセント / 代表取締役社長
企業のサービス開発支援などを通じて、デザインの社会活用や可能性の探索とともに、企業や行政でのデザイン教育の研究と実践を行う。経済産業省「高度デザイン人材育成研究会」など各種委員等を務める。武蔵野美術大学造形構想学部クリエイティブイノベーション学科主任教授。Service Design Network日本支部共同代表。NPO法人人間中心設計推進機構副理事長。
株式会社日建設計
執行役員 IDセンター代表
株式会社日建設計
イノベーションデザインセンター プロジェクトデザイナー
株式会社NEWh
代表取締役社長
日建設計は、2021-25の中期経営計画で「社会環境デザインプラットフォームへの進化」をビジョンに掲げ、建築・都市を取り巻く複雑な社会課題に対し、組織を開き、価値共創活動を推進しています。本セッションでは、こうした共創を創発する場として昨年4月にオープンした「PYNT(ピント)」の取り組みを中心に、個人と企業がパーパスを共有する企業経営のあり方を考えます。
株式会社日建設計 / 執行役員 IDセンター代表
1987年九州大学建築学専攻修了後、日建設計に入社。専門は都市計画・都市開発。2008年日建設計総合研究所に転籍。中国・東南アジア・ロシアに我が国の都市開発ノウハウを技術移転する「インフラパッケージ輸出」の政策支援と案件組成に従事。2021年日建設計に再転籍し、新領域開拓とPYNT運営を担当。2024年より日建設計総合研究所代表取締役も兼務。
株式会社日建設計 / イノベーションデザインセンター プロジェクトデザイナー
日建設計にて共創の場「PYNT(ピント)」を運営し、社会課題に向き合う共創プロジェクトのインキュベーションに取り組む。また、共創を概念ではなく誰もが取り組めるものにするためのツール「パーパスモデル」を考案し、書籍化した。
株式会社NEWh / 代表取締役社長
デジタルマーケティング業界で、クリエイティブディレクター、クリエイティブテクノロジストとして企業のブランド戦略やデジタルコミュニケーション戦略に携わる。その後、2015年にイノベーションデザインコンサルティングファームWHITE Inc.を創業。100を超える大企業の新規事業開発プロジェクトを手がける。2021年1月NEWh Inc.を創業。
株式会社Jizai
代表取締役CEO
株式会社NEWh
代表取締役社長
日本をはじめとする多くの先進国が直面する、少子高齢化と労働力人口の減少。この社会問題に対し、AIとロボティクスはどのように貢献できるのでしょうか。本セッションでは、株式会社メルカリで生成AI担当役員を務めたあと、2024年7月に株式会社Jizaiを設立した石川佑樹氏が登壇。AIやロボットを活用した生産性向上や社会課題解決へのアプローチと、その可能性について語ります。
株式会社Jizai / 代表取締役CEO
東京大学卒業後、2012年任天堂株式会社入社。2014年にモイ株式会社(ツイキャス)に入社。2017年6月メルカリグループの株式会社ソウゾウ(旧)に入社。株式会社メルペイ執行役員、株式会社ソウゾウ代表取締役CEO、株式会社メルカリ執行役員を歴任。2024年6月にメルカリを退職し、株式会社Jizaiを創業。
株式会社NEWh / 代表取締役社長
デジタルマーケティング業界で、クリエイティブディレクター、クリエイティブテクノロジストとして企業のブランド戦略やデジタルコミュニケーション戦略に携わる。その後、2015年にイノベーションデザインコンサルティングファームWHITE Inc.を創業。100を超える大企業の新規事業開発プロジェクトを手がける。2021年1月NEWh Inc.を創業。
bestat株式会社
代表取締役
株式会社NEWh
代表取締役社長
デジタルツイン実現は、製造、建設、インフラ業の現場負担を軽減し、現場の自動化に繋がります。しかしデジタルツインに不可欠な3Dデータの生成には、膨大な時間と費用がかかり、これまで実務でデジタルツインを繰り返し利用することは出来ませんでした。bestatは、3Dデータを自動で生成できるように、誰もが簡単に活用できるクラウドサービス「3D.Core」を開発し、デジタルツインの実現を支援しています。
bestat株式会社 / 代表取締役
東京大学経済学部卒業後、経済産業省入省。主にイノベーション政策、通商政策を担当。在職中に米国コロンビア大学修士号を取得しデータサイエンスに出会う。帰国後、社会人博士として東京大学工学系研究科 松尾豊研究室で博士号を取得。在職中のミッションであったイノベーションによる社会への貢献を実践するべく2018年にbestatを創業。3Dデータの民主化に取り組んでいる。
株式会社NEWh / 代表取締役社長
デジタルマーケティング業界で、クリエイティブディレクター、クリエイティブテクノロジストとして企業のブランド戦略やデジタルコミュニケーション戦略に携わる。その後、2015年にイノベーションデザインコンサルティングファームWHITE Inc.を創業。100を超える大企業の新規事業開発プロジェクトを手がける。2021年1月NEWh Inc.を創業。
株式会社リコー
AIインテグレーションセンター所長
OSS(オープンソースソフトウェア)のLLM(大規模言語モデル)の性能が向上してきた事で、企業でもプライベートLLMの開発・保有に向けた検討が始まっています。 リコーでは、OSSのLLMをベースに追加学習を行った独自のLLM開発により、プライベートLLM開発に対する高い技術とノウハウを保有、本講演でご紹介します。 また併せて、AIによる企業内データ活用を加速するRAGや、AIエージェント等のAIソリューションの紹介や実践例もご紹介します。
株式会社リコー / AIインテグレーションセンター所長
2016年、リコーに入社。研究開発本部にてAI/IoT系のソリューション開発を担当。2021年から、デジタル技術開発センター所長に就任。言語、画像、音声などさまざまなAIを活用したデジタルサービスの開発を手掛ける。2023年10月からは、AIインテグレーションセンター所長に就任し、技術と事業の両輪で社内外のAIソリューションの展開を推進中。
コニカミノルタ株式会社
執行役員 経営企画副担当 兼 イノベーション推進室長
株式会社NEWh
Business Designer
AIが企業のCEOに就任したら。不安、恐怖、驚き、期待。突然且つ驚愕の変革に、単一の感情では表せない脳の混乱が起きてもおかしくはない。しかし、その未来は、遠くない。「人にしか出来ない仕事がある」という固定観念は、貴方はもちろん、属する企業、社会を、ラッダイトへと陥れる危険性を孕む。支配を恐れた結果としての無為は、支配を待つことと同義である。本講演は、生成AIの現在と「馬鹿げた未来」の照合を通じて、社会人から、変革者への変曲を促す手掛かりを提供する。
コニカミノルタ株式会社 / 執行役員 経営企画副担当 兼 イノベーション推進室長
1990年生まれ。UCLA卒業。グロースハッカーとして、Uber含む複数サービスの成長に貢献。その後、空飛ぶ車を開発する(株)SkyDriveの前身である非営利組織と、培養食肉を開発するIntegriculture(株)において、事業開発及び資金調達を牽引。2022年よりコニカミノルタ執行役員。
株式会社NEWh / Business Designer
大手メーカーにて、ユーザビリティエンジニアとしてHCDの啓蒙活動に従事。その後、スタートアップにて事業立ち上げから子会社化までを行う。AIニュースメディアなどのサービスを生み出し、執行役員として事業を牽引。独立後はスタートアップの外部CxOとして活動、また海外大学院でクリエイティブ・テクノロジー・ビジネスの融合点を学びなおす。2024年6月より現職。
日本アイ・ビー・エム株式会社
執行役員 コンサルティング事業本部 シニア・パートナー Generative AI 統括
株式会社HEART CATCH
代表取締役 プロデューサー
生成AIの進化と普及に伴い、経営者はAIを前提としたDX戦略の再構築に迫られています。本セッションでは、日本アイ・ビー・エム株式会社 執行役員 Generative AI 統括の松瀬圭介氏が、全社最適を目指したAI活用の推進態勢と、共創モデルによる競争力強化のアプローチを解説します。HEART CATCH代表の西村真里子氏との対談形式で、AIが生み出す新たな企業経営の可能性を深掘りします。
日本アイ・ビー・エム株式会社 / 執行役員 コンサルティング事業本部 シニア・パートナー Generative AI 統括
外資IT企業で金融基幹業務、顧客サービス、審査領域のコンサルティングからシステム開発のプロジェクトマネージャに従事、その後ソフトウェア企業で金融ソリューション事業推進、CRMソリューション事業責任者を歴任。IBM転職後、保険サービス事業でAI/Analyticsサービスの推進リーダ、データ&テクノロジーサービス事業責任者を経て、生成AI推進リーダとして活動。
株式会社HEART CATCH / 代表取締役 プロデューサー
日本IBM ITエンジニアとしてキャリアをスタート。アドビシステムズのフィールドマーケティングマネージャーに従事後、2014年HEART CATCH共同創業。テクノロジー&クリエイティブのキャリアを活かし、企業や自治体の新規事業案件の企画に多く携わる。Forbes Japanオフィシャルコラムニスト。武蔵野美術大学 客員教授。浜松市フェロー。静岡県フェロー。